よくあるご相談
カウンセリングについての概要
ご相談・解決事例
自己紹介
カウンセリングの詳細(お申込み・料金・場所)

第3回 フェスタマイノリティで講演をします

2023年10月15日開催の第3回フェスタマイノリティで講演・カウンセリングブース出店をします。(ブース番号 2)

参加費  無料

開催場所 大阪市西区民センターホール

開催日  2023年10月15日 日曜日  

開催時間 11時〜16時半

 

講演テーマ「問題を持ったまま、解決に向かう」

キーワード:解決とは何か?/解決の3パターン/問題を持ったまま解決をつくる/ミラクルクエスチョン/すでにある解決

開始時刻 14:30~

講演のスライド資料ダウンロードはこちらから

 

お気軽においで下さい!

よくあるご相談

よくあるご相談1 不登校 

・学校に行かなくなった

・わけを聞いても答えない

・何を言っても聞こうとしない

・部屋にこもってゲームばかりしている

・休日になると元気になる

よくあるご相談2 友達関係 

・友達グループに入れない

・友達ができない

・けんかを頻繁に起こし、キレる

・嫌がらせを受け続けている

よくあるご相談3 問題行動 

・周りが困ることを頻繁にする

・何度叱っても繰り返す

・頻繁に嘘をつく

・少しのことで頻繁に癇癪を起こし、大声で泣き叫ぶ

よくあるご相談4 学習、言葉の問題 

・学校の授業についていけない

・宿題をしない

・勉強をひどく嫌がる

・言葉を話さない、語彙が少ない

・勉強のし方がわからない、がんばっているのに伸びない

よくあるご相談5 保護者様自身のお悩み

・ご近所、ご両親、夫婦、学校の先生など対大人との対人関係 

・自己否定感が強い

・不安が強い

・イライラ感が強い

教員向け相談 

・学級崩壊、いじめ、不登校

・対上司、同僚関係

・対子ども、保護者関係

・学級経営、授業づくり

・特別支援教育

カウンセリングについての概要

大切にしているポリシー

・小さな努力で大きな成果を

・できるだけ早くに苦しみからの解放を

・知ること、気付くことは希望への道しるべ

・明るさ、楽しさは解決への追い風

カウンセリングと聞くと何か怖いような、不安なイメージを持つ方がおられるのではないでしょうか。

しかし、カウンセリングはマッサージや病院に行くように、もっと気軽に受けていただきたいと思っています。

心や対人関係の問題は特殊な人が抱えるものではなく、誰しもが抱えうるものです。

「話すだけで楽になった」「子どもの気持ちがわかるようになった」とよく言っていただけます。

一人で苦しみを抱えておられる方、希望を見失っている方、勇気を出して、一歩を踏み出してみませんか?

傾聴中心型と問題解決型

当研究所のカウンセリングは傾聴中心型と問題解決型があります。

どちらかを選んでいただいても構いませんし、カウンセラーの方で判断することもできます。途中で変更することもできます。

傾聴中心型

傾聴中心型は基本的にアドバイスはせず、相談者様が心の深い部分で思っている、感じていることに気付いていくことを狙いとしています。

多くの方が、話すだけで苦しさが和らいだと言われます。

話すだけでも、一人で考え続けるのとは大きな違いがあります。

まず、思いは言葉に直すだけで実体を持つようになり、それによって自分の心に気付くことができます。私たちの心の世界は海のように深く、私たちが普段気付いている領域は全体の3%ほどと言われています。私たちはみな、自分の心について多くのことに気付いていないのです。また、気付いた思いを客観視することで、勘違い、思い込みにも気付くことが出来ます。誰しも問題を一人で抱え込み、誰にも話せない状況になるほど思い込み、勘違いが発生し、その問題を深刻に過大に捉えてしまいがちです。そのような時、絶望的だと思っていたことが勘違いだったとわかったら、希望が見つかります。そして、苦しみからの解放へとつながっていくのです。

問題解決型

問題解決型は、抱えておられる問題の解決を狙いとしています。

福嶋教育・心理研究所の問題解決型カウンセリングは、短期療法(ブリーフセラピー)という方法を取り入れており、文字通り短期での問題解決を狙います。従来の方式のカウンセリングでは問題解決までに何年単位とかかるのが通常でしたが、短期療法を用いると数か月で大きく変化し、解決に向かうことが多いです。1回のみのご相談で解決することもめずらしくありません。また、それ以外にも様々な心理療法を統合・折衷的に用い、相談者様ができるだけ短期間、小さな努力で苦しみから抜け出せるように考えてアドバイスします。アドバイスは「本当にこんなことで解決するの・・・?」と、奇想天外なこともあります。しかし、その奇想天外さが狐につままれたように効くのです。相談者さんが変えた行動は、ドミノ倒しのように次々と周りの人の心理や行動に影響し、変化させていきます。そして、問題の解決に至ります。

※使える心理療法:短期療法(ブリーフセラピー)、家族療法、来談者中心療法、精神分析、遊戯療法、アドラー心理学、認知行動療法、論理情動行動療法、応用行動分析

※注意:短期療法の適用が難しいケースもあります。また、効果は100%確実なものを保証するわけではありません。しかし、もし上手くいかなかったら、次の一手、また次の一手を考え、相談者様が幸せを見つけるまで見捨てることはありません。

ご相談、解決事例

ご相談、解決事例1 お母さんの心の奥への気付きで解決  相談期間1年

(掲載事例はご相談者様の許可を得、内容は多少改変してあります。)

小1のA君のお母さんは何事にも大変一生懸命取り組む方で、A君への教育も一生懸命されてきたのですが、それにもかかわらずA君の行動面の問題がたくさんあることを訴えて相談に来られました。

はじめ、それらの問題に一つずつ対策を考えていっていましたが、なかなか改善しませんでした。しかし、だんだんとA君の困り感よりも、A君が「こうあるべき」という状態にないことでお母さんが自分を責める思考を強く持っており、それによる苦しみの方が強いことが分かってきました。

そこで、お母さんの心の奥深くを探り、その苦しみを生み出す仕組みに気付くことが出来たとき、それをきっかけとしてお母さんの行動がだんだんと変わり始めました。お母さんはA君に対してだけではなく、夫、お母さんのご両親、お友達、ご近所の方、などの周りの人たちとの関係でも苦しさを抱えていたのですが、お母さんの関わり方が変化することで周りの人たちの行動も変わり、お母さんの気持ちは楽になっていきました。それに伴ってA君の行動も変わり、それまで問題としていた行動はぴたりと止まりました。

お母さんの表情、声ははじめとは別人のように劇的に明るくなり、「もう大丈夫です。これからもし問題が起きても何とかできると思います。」と言われ、相談は終了しました。

ご相談、解決事例2 「いいことはなかったの?」で解決  相談期間6か月

(事例はご相談者様に掲載の許可を得、内容は多少改変してあります。)

小6のBさんは楽しいことが大好きで、友達とたくさん仲良く遊びたいのに、クラスでの友達との関係が上手くいかないと相談に来られました。仲良くしたい子はいるのですが、彼女たちが作る「グループ」に入れてもらうことができません。Bさんは帰宅後いつもお母さんに学校での辛かったことについて訴え、お母さんは一生懸命Bさんにアドバイスしていました。学校にも相談していましたが状況は変わらず、Bさんはだんだん学校にも行きにくくなってきました。

ここで、提案させていただいたのは、帰宅時の会話を変えることでした。お母さんはそれまでBさんの辛かったことについて深く聞いていたのですが、それを軽めにし、代わりに「ところで、何かいいことはなかったの?」と聞いてもらうようにしました。すると、だんだんと「そういえば・・・」と良かったことが見つかるようになってきました。辛かったことに注目する心の癖がBさん親子についていて、すでにある良かったことが見えなくなっていたのです。

友達に関しては以前「仲良くしたい子」を追い求めていたのですが、代わりに「自分と合う子」「仲良くしようとしてくれる子」の存在に気付いていきました。そしてBさんは持ち前の明るさを取り戻し、だんだんと楽しく学校に行けるようになりました。

※このように、列車の進路の切り替えポイントのように、少しの変化でその後の流れが大きく変わっていきます。ただし、問題を改善するためのポイントはその人によって違います。上記事例と似たような問題をお持ちの方が同じような行動をしても、同じ結果が得られるとは限りません。解決法は一人一人の問題の仕組みに応じてオーダーメイドする必要があります。

自己紹介

福嶋 和宏

教育・心理カウンセラー

<資格>

公認心理師 小学校教諭第一種

<職歴>

2009年 大阪教育大学付属天王寺小学校、堺市立小学校教諭

2019年 福嶋教育・心理研究所代表

2020年 某市家庭児童相談員

2022年 某市スクールカウンセラー

<著書>

教室でいっしょに読みたい綴方―子どもたちの作文・詩

<所属学会>

日本個人心理学会 日本ブリーフセラピー協会